毒親から逃げる為の完全マニュアル

毒親から逃げたい。逃げなきゃ自分がなくなる。でも上手く逃げる方法がわからない。どんなパターンでも上手く逃げられる完全マニュアル。

家探し

【追加あり】

 

逃げる方は色々なかたちでいると思います。進学、就職、結婚。これらは一番手っ取り早く簡単に毒親から逃げる出来る方法です。

 

しかし、私の場合はこのどれにも当てはまりませんでした。至急を要していた為、それまでしていた仕事、人間関係全て切って逃げました。夜逃げって言ってもおかしくなかったです。実際夜に逃げたので。

 

私の中では逃げる計画中、家探しが一番苦労しました。

 

逃げる時に助けになる相手がいる事は重要です。友人、恋人、会社の関係者。助けになる相手がいる事は、この家探しで無くてはならないものになります。

 

そして次に必要になるのが職。アルバイト、派遣でも良いのでとりあえず仕事を見つける事。理由は簡単です。職がない事は審査に落ちる可能性がかなり高くなるからです。一番楽なのは派遣登録し、職探し中にしている事かな?派遣登録の有無だけでかなり違ってきます。

 

ひと昔前までは部屋を借りる際に保証人が必要になっていましたが、今は保証会社が主流になってきました。

 

しかし、保証会社を利用しても緊急連絡先が必要になります。部屋を借りる際の審査の時、緊急連絡先にも連絡がいき確認されます。

 

たまにですが緊急連絡先もいらないところがあるそうですが、私はオススメはしません。はっきりいいます。ろくなところが存在しないからです。

 

部屋探しで一番重要視するところは家賃。しかし別に住みたい場所だったり、お風呂とトイレは別、駅まで近い所、利便性がいい最寄駅、部屋は広め、2面窓、角部屋、2階以上、オートロック、ロフト付き、フローリング、キッチンが広い…クローゼットがある…等々。こんな家に住みたいって希望はあるかと思います。

 

もしアナタの親が普通親の場合、大学進学、就職時、ひとり暮らしが決定した場合どう思いますか?少しは夢、持ちますよね。逃げる時も同じです。例えば夢が10あるとして実際1しか叶わなくても1叶えたいですよね。逃げる先が自分が希望するような物件じゃないなんて私は正直嫌です。

 

実際に私ももちろん設定していた家賃、希望する物件の内容…ありました。しかし、結局は全て諦めました。理由は簡単です。逃げた先で仕事が決まっていなかったからです。

 

何軒断られたか覚えていないくらいです。最後は無理矢理不動産屋に決められる羽目に。2ヶ月掛けて漸く見つかりましたが気に入った訳でもなかった。そしてあるトラブルもあり、断るつもりにしていたところ、不動産屋の方から「ここ断るなら別の不動産屋に行ってくれ」と言われ、泣く泣くその物件に決めました。

 

2ヶ月掛けた時間が勿体なかった事と、早く逃げたくて焦っていたのが理由でした。しかし…それこそが失敗の源でした。

 

はじめて鍵を受け取った日に、ヤバイ所に住む事になった事に気付きました(管理会社が反社会的勢力だった)

 

そして夜逃げした夜には本当に失敗した事を思い知らせれました。隣人が精神異常者だった訳です。サイコパスから逃げた先の新居の隣に精神異常者が住んでいたという笑うに笑えない状態になりました。

 

そして、これはあるデータを元に私なりに考えた絶対に住んではいけない住まいの法則です。

 

1、幹線道路の隣、線路横物件(高級マンション等別世界になると違うのかもしれないが)

2、コインランドリー付き物件

3、街の平均家賃の相場より安い物件(築年数も自分なりにデータを出してから決める事)

4、女性であれば男性の割合が多い物件

5、学生が多い物件

6、街の雰囲気が悪い

7、コンビニに成人男性用の雑誌が多い、トイレを貸してもらえない

8、HP等でその物件を検索し、取り扱い不動産屋が数店あり、その街から離れた都心の不動産屋も取り扱いがある

 

私が最初に住んだ物件は1〜3、7が当てはまっていました。ですので、緊急連絡先もいらない物件は避けるべきです。普通に探す物件ですら問題があるのは多数存在するからです。

 

過去見てきた私が知っている異常者2人のうち1人は幹線道路沿い、もう1人は家賃が安いアパートでした。

 

私は結局精神衰弱に陥り2ヶ月弱で引っ越しを決めました。この時は仕事を既に始めていたため、すんなりと決まり今関東某所の田舎街で、比較的都心へのアクセスも良く駅近。しかし築年数はそこそこ賃貸に住んでいます。トータル的に考えて家賃は安く抑えられていますが街の家賃相場で考えると平均的な家賃です。入居者の比率的には女性が多め。(4:6もしくは3:7程度です)

 

そして逃げる場所は必ず都市部であること。

理由としては

1、仕事が探しやすい。

2、色々な方の集まりですので、詮索されにくい、

3、逃げる方も当然の如く数は圧倒的に多いため市役所等の相談先でも「毒親から逃げる」という事を理解している為安心して相談が出来ます。

4、何より毒親の居住区よりかなりの距離を離した方がよいです。

 

心理的保証より、物理的保証の方が安心出来ます。

 

私が小耳に挟んだ情報によると逃げた後ネットカフェを住処にし、その後仕事や、住まい(シェアハウス)を見つけた女性がいました。が、これもオススメしません。ネットカフェだと住所不定になるので、仕事が見つかりずらくなります。

 

またシェアハウスに逃げるのもおすすめ出来ません。家具、家電付きでてっとり早く逃げれます。また、人と生活を共にするので孤独を感じにくい。

 

孤独を感じにくいのは精神的にもかなりプラスです。しかし私がおすすめしないのには訳があります。

 

人によって違うと思いますが、誰とでも仲良く出来るフレンドリーな性格な方ならともかく、毒親育ちはいじめられっ子が数多くいます。逃げた先でいじめにあったなんて笑えない話しです。

 

さて、部屋が見つかったら、ここからが本番です。